東京水産振興会 - 水産に関する普及啓発事業 - 地域活性化支援事業

漁村地域女性グループ活動支援事業

最新の情報は、漁村の活動応援サイトをご覧ください。 漁村地域における様々な活動を応援するため、全国の漁村女性グループを対象としたシンポジウムやより地域に密着したミニシンポジウムの開催、うみ・ひと・くらし通信の発行ジャパン・インターナショナル・シーフードショー出展「地域漁業と漁村コミュニティの実態並びに女性の役割に関する研究」の実施、JF全国女性連によるフレッシュミズ部会への協賛、意見の交換を目的としたネットワークの構築、及び支援方法について検討し、漁村地域の活性化に取り組んできました。(シンポジウムはうみ・ひと・くらしフォーラムとの共催です。)

うみ・ひと・くらしシンポジウム

 活動の実践者である女性グループが一堂に会して情報や意見を交換し合い、具体的な課題に応える場としてシンポジウムを開催しています。
 2019年度は9月14・15日に愛媛県松山市・松山市男女共同参画推進センター COMSにて開催し、全国の漁協女性部、漁村女性グループなど約100名に参加いただきました。
 初日は、シンポジウムに先立ち、調理室にて試食会を行いました。地元愛媛県をはじめ、全国各地の参加グループ等が提供する自慢の品々が会場に並べられ、参加者一同で美味しく味わいました。シンポジウムでは、うみ・ひと・くらしフォーラムから趣旨説明と年次報告が行われた後、地元愛媛県の中村和憲氏(食文化・料理研究家/作曲家)に「私たちの夢プロジェクト〜未来に種をまこう」をテーマにご講演いただきました。「みんなでトーク」では、中村氏に加え、喜田ヒサ子氏(愛媛県漁協女性部連合会 会長)、武部月美氏(株式会社あこやひめ 代表取締役社長)、阿部祐加氏(〃 取締役)、谷岡真衣氏(たにおか農園、farmer’s kitchen HIMARINO 代表)、小林望氏(山口県漁業協同組合吉佐支店向島支所)を加えた6名のパネリストから自己紹介を兼ねた報告があった後、パネリストとの質疑応答や参加者全員での意見交換を行いました。
 翌日は、愛媛県内子町にある道の駅「内子フレッシュパークからり」を訪問しました。「内子フレッシュパークからり」は農産物の直売所やレストラン、加工場などが一体となった道の駅です。自分たちで勉強会を積み重ね立ち上げてきた「からり」。今も出荷者たちで組織する「からり直売所出荷者運営協議会」は自分たちで組織を運営しています。設立に尽力された名誉会長や現在の会長たちから「からり」への思いや課題やこれからについてお話を伺い、施設内を視察しました。

うみ・ひと・くらしシンポジウム風景1 うみ・ひと・くらしシンポジウム風景2 うみ・ひと・くらしシンポジウム風景3

うみ・ひと・くらしシンポジウム2019 in 松山 色々なコラボの可能性を探る!

日時 2019年9月14、15日
会場 松山市男女共同参画推進センター COMS(愛媛県松山市)
主催 愛媛県漁協女性部連合会、うみ・ひと・くらしフォーラム、一般財団法人 東京水産振興会
後援 愛媛県、東海大学海洋学部、国立研究開発法人 水産研究・教育機構
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2018 in 塩竃 多様な経験と価値観をミックスさせたら何が生まれる?

日時 2018年9月8、9日
会場 塩竃市魚市場(宮城県塩竃市)
後援 宮城県、宮城県漁業協同組合、国立研究開発法人水産研究・教育機構、東海大学海洋学部
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2017 in 和歌山 いかに若い人を呼び込むか

日時 2017年9月2、3日
会場 国立大学法人 和歌山大学観光学部(和歌山県和歌山市)
後援 和歌山県、和歌山県漁業協同組合連合会、なぎさ信用漁業協同組合連合会、東海大学海洋学部、国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産大学校
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2016 in 静岡 自分の想いを自分のコトバで —地域とわたしたち—

日時 2016年8月27、28日
会場 静岡県男女共同参画センター あざれあ(静岡県静岡市)
後援 静岡県、静岡県漁業協同組合連合会、国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産大学校
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2015 in 下関 一歩踏み出した、わたしたち

日時 2015年9月5、6日
会場 下関市生涯学習センター(山口県下関市)
後援 山口県、山口県漁協、(独)水産大学校
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2014 in 鹿児島 地域に根ざした魚食と私たちの活動

日時 2014年9月6、7日
会場 鹿児島県水産技術開発センター(鹿児島県指宿市)
後援 鹿児島県、鹿児島県漁連、(独)水産大学校、東海大学海洋学部

うみ・ひと・くらしシンポジウム2013 in 豊海 わたしたちに今、できること—うみ・ひと・くらしを考える—

日時 2013年9月7、8日
会場 豊海センタービル2階会議室(東京都中央区)
後援 (独)水産大学校、東海大学海洋学部

うみ・ひと・くらしシンポジウム2012 in 佐賀 心ときめく商品づくりに必要なこと

日時 2012年8月4日
会場 グランデはがくれ(佐賀県佐賀市)
後援 佐賀県、(独)水産大学校、東海大学海洋学部

うみ・ひと・くらしシンポジウム2011 in 金沢 ネットワークで広げるこれからの活動

日時 2011年9月10日、11日
会場 石川県青少年総合研修センター(石川県金沢市)
後援 石川県、石川県漁業協同組合、(独)水産大学校、東海大学海洋学部

うみ・ひと・くらしシンポジウム2010 in 高知 地域の宝物さがし—私たちの地域でなにができるか—

日時 2010年9月4日、5日
会場 高知市文化プラザ「かるぽーと」内高知市中央公民館(高知県高知市)
後援 高知県、高知県漁連、高知県信漁連、高知県漁協女性部連合協議会、高知県漁協、すくも湾漁協、窪津漁協、春野町漁協、興津漁恊、(独)水産大学校、東海大学海洋学部
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2009 in 萩 私たちに合った売り方を考えてみよう

日時 2009年8月29日、30日
会場 山口県漁業協同組合はぎ統括支所(山口県萩市)
後援 山口県、萩市、山口県漁業協同組合、道の駅萩しーまーと、(独)水産大学校、東海大学海洋学部
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしシンポジウム2008 in 大分 地域資源を使った食の提供とまわりの人の巻き込み方

日時 2008年11月28日
会場 大分県水産会館(大分県大分市)
後援 大分県、大分県漁業協同組合、(独)水産大学校
資料等 報告書 [PDF]

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム

 女性部や有志グループといった小さな単位の課題について、じっくり意見交換できるミニシンポジウムを開催しています。
 2019年度は佐賀県佐賀市で、商談成立の秘訣を学ぶことを目的に開催しました。
 
うみ・ひと・くらしミニシンポジウム風景1 うみ・ひと・くらしミニシンポジウム風景2 うみ・ひと・くらしミニシンポジウム風景3

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 佐賀商談会参加のココロエ

日時 2019年5月11日〜12日
会場 合同会社佐賀市漁村女性の会

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 九州・山口商談成立の秘訣を考えよう

日時 2018年6月8日
会場 合同会社佐賀市漁村女性の会

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 奄美日ごろの自分たちをちょっと見直してみよう〜まな板、包丁の管理どうしてますか?〜

日時 2017年5月15日
会場 名瀬漁業協同組合

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 奄美あなたの夢はなんですか?—動き出した私たちの活動について考えよう—

日時 2016年11月13日
会場 名瀬漁業協同組合

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 大分商品力の高め方—地域の宝を活かし磨く—

日時 2016年1月25日
会場 大分県水産会館

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 萩商品開発と販路を見直しみよう!

日時 2012年2月3日
会場 山口県漁協萩統括支店

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 高知漁村起業グループを、ネットワークでつないでいこう!

日時 2011年6月5日
会場 高知県海洋漁業センター

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 大分売れる商品作り&グループ経営の会計と税務

日時 2010年10月8日
会場 大分県漁業協同組合会議室

うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 茨城周りの仲間と情報交換しよう—あなたのひとことが大きなヒントに—

日時 2010年9月26日
会場 三の丸ホテル(茨城県水戸市)
後援 茨城県漁協女性部連絡協議会

うみ・ひと・くらし通信

 地元の水産物や地域資源を活用し活動をしている漁村女性たちを紹介するニュースレターです。
 この通信が漁村女性同士を結び付けること、そして彼女たちの活動をもっともっといろいろな方に知ってもらい、女性たちのきらりと光る物語が詰まった商品を手に取ってもらうための情報提供を目的としています。

  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.15

    ・女性の立ち位置−やりがいや楽しさを感じながら働きたい―
    ・うみ・ひと・くらしコラボ商品第一弾の完成!『しっとりのり&ごまだし』
    ・うみ・ひと・くらしブランドの開発 女性グループが第21回ジャパン・インターナショナル・ シーフードショーに出展しました。
    ・今が旬、びわ湖特産のこだわりの味を召しあがれ―ヤマサ水産(滋賀県近江八幡市)
    ・街(消費地)から あなたの食卓が世界を変えるSH“U”Nプロジェクトの展開
    ・編集後記
    2019年11月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.14

    ・地域漁業の縮小にいかに対応できるか
    ・ばらずしの老舗が育んだとっておき『岡山さわら本』(岡山県岡山市)
    ・「うみ・ひと・くらし意見交換会 in 山口県」を開催しました
    ・橘湾産いりこを広めたい、売っていきたい 天洋丸(長崎県雲仙市)
    ・街(消費地)から 新鮮な魚を食べたい 魚をさばく、おろす、をどこで学ぶ?
    ・編集後記
    2019年6月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.13

    ・古くて新しい、ホンモノの魅力
    ・まだぁ〜るはまだある、まだある「牛滝まだぁ〜る」(青森県佐井村)
    ・「うみ・ひと・くらしシンポジウム2018 in 塩竃」を開催しました
    ・マイナスからのスタート、南三陸ブランドを創る
    ・街(消費地)から 水産加工品を販売する起業
    ・編集後記
    2019年1月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.12

    ・ノルウェー北部の小さな漁村より
    ・水産業に革命を起こす「フィッシャーマン・ジャパン」(宮城県石巻市)
    ・「うみ・ひと・くらし地域ミニシンポジウム in 九州・山口」を開催しました
    ・宮城県、女性活動の今
    ・街(消費地から) 地理的表示 日本食、日本の食材に対する海外の関心の高まり
    ・編集後記
    2018年8月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.11

    ・水産加工のリスクへの対応とリーダーシップ
    ・飛鳥の明るい未来の兆し「合同会社とびしま」(山形県酒田市飛鳥)
    ・「うみ・ひと・くらしシンポジウム2017 in 和歌山」を開催しました
    ・漁村女性の活動を応援、支援する
    ・街(消費地から) 魚食普及条例
    ・編集後記
    2017年12月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.10

    ・若手女子が考える、漁業・地域の今とこれから
    ・磯間のシラスは、伝統の引き寄せ網漁、人の力で獲る(湊浦漁協食堂・中本京子さん)
    ・「うみ・ひと・くらしミニシンポジウム2017 in 奄美大島」を開催しました
    ・街(消費地から) 物産展と商談会
    ・編集後記
    2017年9月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.9

    ・女性の歩みゆく力
    ・こんなコト始めました! 水産大学校女子学生「吉見ガールズコレクション」
    ・「うみ・ひと・くらしミニシンポジウム2016 in 奄美大島」を開催しました
    ・薪と鉄釜でもって、やわらかくふわっと仕上がります(姫ひじき生産組合・堀喜代子さん)
    ・街(消費地から) ごちそうさま!女性たちの食堂
    ・編集後記
    2017年5月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.8

    ・小規模漁業とわたしたち
    ・こんなコト始めました! 和田島漁協女性部の食堂「網元や」
    ・シンポジウム2016報告
    ・漁業のお仕事—静岡の女性に聞きました
    ・街(消費地から) 実証実験中!新しい宅配
    ・編集後記
    2017年1月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.7

    ・最大の資源—人の力が地域を創る
    ・こんなコト始めました! 水産大学校学生が五島で(長崎県五島)
    ・漁村の女性たちによる海の恵フェア
    ・宇和島の海のかあちゃんたちが頑張っている(あこやひめ:武部月美さん)
    ・街(消費地から) おもてなしの漁家民宿
    ・編集後記
    2016年8月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.6

    ・地域の豊かさとは
    ・こんなコト始めました! やり始めたら、家族が変わってきた(沼津)
    ・うみ・ひと・くらしミニシンポジウム in 大分を開催しました
    ・女性たちが立ち売りしているのを買います(彦島シーレディース:岡田清美さん)
    ・街(消費地から) 魚を買う店が近くに無い
    ・編集後記
    2016年4月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.5

    ・おさかなの供養
    ・こんなコト始めました! えび味噌を島の土産品にしたい!(甑島)
    ・うみ・ひと・くらしシンポジウム2015 in 下関を開催しました
    ・みんな手をつないで地域を輪にする(三見シーマザーズ:@村栄子さん)
    ・街(消費地から) 大洗町と萩市三見 かあちゃんの店
    ・編集後記
    2015年11月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.4

    ・漁村女性起業、次なる展開へ
    ・こんなコト始めました! 山口県秋穂支店女性部の海老味噌
    ・輪島にしかない特産品を安全でおいしく(輪島・海美味工房:新木順子さん)
    ・きれいでしょ。このきびなごの光と並び(土佐ひめいち:河原多絵さん)
    ・街(消費地から) 二子玉川の海の恵定食
    ・編集後記
    2015年9月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.3

    ・ふつうの魚を、ふつうにおいしくいただく
    ・こんなコト始めました! 和歌山県加太「天然屋(仮称)」
    ・うみ・ひと・くらし対馬ミニシンポを開催しました
    ・地域をふたたび、元気にしたい(対馬 ももたろう:辻清美さん、辻喜美代さん)
    ・漁師一家が育てた元気な牡蠣を届けます(牡蠣の家しおかぜ:野崎厚子さん)
    ・街(消費地から) 学校給食のお魚の話
    ・編集後記
    2015年5月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.2

    ・地魚の活用—出口をどうつくっていくか
    ・うみ・ひと・くらしシンポジウム2014 in 鹿児島が開催されました
    ・鹿児島の、漁村の女性たち(鹿児島県水産業専門普及指導員:奥原誠さん)
    ・地元で獲れた魚を地元で消費する。(串木野島平漁協加工販売起業化グループ:濱崎弘子さん)
    ・街(消費地から) 道の駅のお魚の話
    ・編集後記
    2014年11月
  • うみ・ひと・くらし通信 Vol.1

    ・起業する漁村女性 各地で動き始めた女性たち
    ・豊後水道が育てた魚でつくる、ごまだし(漁村女性グループめばる:桑原政子さん)
    ・うまい佐賀海苔の高級ブランド化を図る(佐賀市漁村女性の会:古川由紀子さん)
    ・街(消費地から) おいしさのお福分け
    ・編集後記
    2014年9月
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ジャパン・インターナショナル・シーフードショー出展

 積極的に首都圏での販売に取り組むグループを支援するため、ジャパン・インターナショナル・シーフードショーに出展しています。

  ・第22回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 2020年9月30日〜10月2日
  ・第21回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 2019年8月21日〜23日
  ・第20回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 2018年8月22日〜24日
  ・第19回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 2017年8月23日〜25日
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー風景1

「地域漁業と漁村コミュニティの実態並びに女性の役割に関する研究」

漁村の変化に関する文献整理と統計分析調査によって漁村分析に有効な分析軸や指標の検討し、あわせて漁村の変化とその特徴、女性活動に関する漁村の実態調査、漁業者や漁村住民の生活観・幸福感に関する調査を行っています。

JF全国女性連によるフレッシュミズ部会への協賛

JF全国女性連によるフレッシュミズ部会への協賛を行っています。
2019年度はJF全国女性連設立60周年記念事業への協力も実施し、記念式典で若手漁村女性表彰(東京水産振興会会長賞)を授与いたしました。(2019年10月2日)
    小寺 めぐみ氏(三重県)
    洲本 千春氏 (大分県)
    益田 沙央里氏(熊本県)

うみ・ひと・くらしを考える—漁村女性の起業から—

2010年までのうみ・ひと・くらしシンポジウムと漁村女性の活動実態調査の成果から、特に漁村女性の起業活動に焦点をあて、その活動実態や経緯を中心にまとめました。
うみひと本
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