東京水産振興会 - 調査研究事業

漁業・水産業における
 東日本大震災被害と復興に関する調査研究
  −平成26年度事業報告− 

目次

  1. 第I部総括 −調査研究の一応の区切りとしてのまとめ−(廣吉 勝治)
    1.  1.はじめに −活動の実施概要−
    2.  2.復旧・復興方策に関する課題と提起
  2. 第II部研究課題ごとのまとめと提言
    1. II-1.漁業経営・漁業構造
    2.  1.震災復興から考える漁業経営組織のあり方(馬場 治)
    3.  2.岩手県・宮城県における養殖業のこれからの復興課題(工藤 貴史)
    1. II-2.水産加工・流通
    2.  1.被災地における産地流通・加工の再建に関する課題と提起(廣吉 勝治)
    3.  2.拠点漁港市場の再建整備について(石井 元)
    4.  3.東日本大震災による水産物価格への影響(赤井 裕次)
    1. II-3.漁村社会
    2.  1.漁村再建と漁業集落防災機能強化事業の果たした役割と可能性〜4年目の被災地漁村復興まちづくりの現状と課題〜(富田 宏・岩成 正勝)
    1. II-4.原発事故と放射能問題
    2.  1.福島県漁業の将来像(片山 知史)
    3.  2.福島県漁業に降りかかる汚染水漏洩問題(濱田 武士)
    4.  3.内水面における漁業・漁協の復興支援の課題(工藤 貴史)
  3. 第III部事例調査報告
    1.  1.女川湾とその近傍海域における小規模漁業の再開過程(片山 知史)
    2.  2.宮城県におけるカキ養殖業の復興段階と震災後の変化(乾 政秀)
    3.  3.「南三陸町地方卸売市場」の再生の動向(廣吉 勝治)
    4.  4.震災復興過程における県域漁協の活躍と課題−宮城県漁業協同組合の場合−(加瀬 和俊)
    5.  5.被災中小漁村の事例的復旧・復興状況報告〜被災4年目の中小漁村における復興事業から見る漁村復興まちづくりの事例的検証(富田 宏・岩成 正勝)
    6.  6.漁村女性組織の動向とその課題について−岩手県下の漁協女性部への取材から(関 いずみ)
    7.  7.岩手県・宮城県の被災漁村における交流事業(大浦 佳代)
    8.  8.福島県沿岸漁業の復興過程(3)−試験操業・試験販売の現段階と旧避難指示区域の漁業者の動向−(乾 政秀)
    9.  9.岩手県・福島県における内水面漁業協同組合の被害と対応(工藤 貴史)
    10.  10.原発事故影響下の茨城県漁業と食の不安(二平 章)

委員等

  • 座長 廣吉 勝治(北海道大学)
  • 委員 赤井 雄次(元(有)水産経営技術研究所)
  • 乾  政秀((株)水土舎)
  • 加瀬 和俊(東京大学 社会科学研究所)
  • 片山 知史(東北大学大学院 農学研究科)
  • 工藤 貴史(東京海洋大学 海洋科学部)
  • 関 いずみ(東海大学 海洋学部、海とくらし研究所)
  • 富田  宏((株)漁村計画)
  • 二平  章(茨城大学人文学部)
  • 馬場  治(東京海洋大学 海洋科学部)
  • 濱田 武士(東京海洋大学 海洋科学部)
  • 調査員 石井  元((社)漁業情報サービスセンター)
  • 岩成 正勝(パブリックコンサルタント(株))
  • 大浦 佳代(海と漁の体験研究所)
※所属・役職は発行当時のもの。敬称略・順不同。
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